AMPS関連

ここでは、「AMPS関連」 に関する記事を紹介しています。


 だいぶ久しぶりに二日間ある研修に参加したような気がします。たぶん作業科学セミナー依頼かも…。

 ただ一日目は午後だけでしたし、二日目は昼過ぎぐらいまでだったのでありがたかったです。正直二日朝から夕方までだったら、子供いるし途中で抜けてたかもしれません。一日ごとの参加も可能だったみたいですし、なんかこれぐらいの緩い感じで二日間やってくれるような研修が増えてくれると個人的にはありがたいなぁなんてことを思いました。

 こういうのはなるべく早めに、書き残しておいて覚えておくというのが良いかと思いましてざっと書こうかと思います。




 今回のOTIPMシンポジウムはOTIPMの臨床、教育、研究とバランスよく知れたことが個人的にはとても面白かったような気がしています。特にあまり教育についてはほとんど触れることがなかったので先生たちもこんなことを考えてるのかーみたいな感じでかなり新鮮でした。





 一つ目の基調講演は、私にとってはまた頑張ろうと思えるような講演でした。時折自分がこういうふうに臨床を進めていきたいなーと思っていることをすでにやっている方の話を聞くことは、とても刺激になります。やはり、事例が色々出てくると、純粋にこういうことしたい!と前向きになれます。

 個人的には、作業中心の介入をwhatはCOPMやOSAなど、whyは作業の意味を考える枠組み(たぶん吉川先生が作業療法とかに論文を出していたような…。)where、when、whoをAMPSなどの観察評価で行って決めるというのは非常にしっくりきました。





 ワークショップはOCIAという、作業中心の実践ができているかを振り返るための観察評価を用いたワークショップでした。正直内容より、うちのグループは韓国人とほとんど英語のできない日本人の組み合わせだったので、意志疎通に必死になって終了しました汗。思ったのは単語レベルでも英語を話す勇気と、ジェスチャー、絵が上手ければなんとかなるかもしれません…笑。A-ONEまでに頑張ろ。

 OCIAは個人的関連性(クライエントにとって意味や目的)があるか、状況的関連性(クライエントにとって自然な環境)があるか、作業との関連性(遊び、仕事、余暇などを使えているか)があるかなどを介入場面を観察して評価するものでした。これからみんなで作業中心の職場を作っていきたいというところではフィードバックなどに使えそうですが…。なかなか使いどころが難しいかもしれません。ただ、ワークショップでも意見があったのですが、各々の評価項目を意識しながら介入することが大事じゃないかという話はなんとなく納得でした。

 


 私は普段はあまり懇親会は出ないのですが、今回は参加してみてよかったです!話してみたかった方とも話せました。少しずつコミュ症を治していきます…。 

 

 二日目の、OBPのエビデンスの示し方の話は正直話が難しくて何が何だか…笑。研究に詳しい人教えてくださいー!

 ただ、なんとなく印象に残ったのは、作業の結びつきは健康や、QOLを向上させるという前提が、研究によって覆された部分もあるから、前提にとらわれず新しいこと、結びつき以外の介入も恐れずに試しましょうなことを話されていたのが印象的でした。なんか記憶が微妙なんであくまでも「的」です笑。

 




 
 あとはOTIPMと教育のテーマ指定演題も、韓国のこととを知れてとてもよかったです。どの国でも同じようなことが起こっているんだなぁと…。

 今していることを教えたらいいのか、これからしていったほうが良いことを教えたらいいのか葛藤しているという韓国の先生の話がなんとなく今の現状を物語っていると思います。

 日本もMTDLPは最初は今まで通りやってきた作業療法を見える化したものだったのに、今は通常の作業療法とMTDLPを分けて考え始めてるなんて話を聞いたこともあります。それぐらい、現場でやっていることが二極化…というより前のままであまり変わっていないんだろうなと感じます。

 作業理論とかに関しては新卒の人の方がよっぽど知ってますよね。実習でMOHOST使ったという話を聞いて少し驚きました。私もまだまだ若手ですが(そろそろ若手と言えない感じになるんでしょうか汗)頑張っていきたいなぁ。





 
 ポスター発表は自由討論みたいな感じだったんで、普段よりも色々質問したりした気がします。九月は私も発表なので頑張らないと…。
 

 


 最後の大会長講演は総合事業の訪問型サービスCのマニュアルにOTIPMベースのプロセスが形を変えて記載されているという話題でした。マニュアルはこちら

 その時はおお、なんと素晴らしい…!と思ったんですが、ツイッターでやり取りしてるうちに総合事業の訪問型サービスCは別にOTじゃなくていいのよねということに気づかされました。結局のところこのマニュアルを見て他職種が行ったりすれば、OTは作業遂行分析や作業中心の介入まで、生活行為向上マネジメントと同じように、他職種でもできるよーとなってしまうのかなあなんていう危機感もあります。

 普段どんな介入をしていてもいいけど、作業中心の介入をしてほしいと言われたときにそれができない…知らないOTが多いというのはOTにとってはなんか不幸ですよね…。大変ですけど先ほど出た、俗にいう通常の作業療法とMTDLPのような介入の両方を今後は求められていくことになるのかもなーなんて予想をしております。

 あまりネガティブにならずに色々やっていこうかと思います。





 
 さて、特にコメントも多くなく、自分が思うがままに書いているブログや、なんか愚痴ばかりつぶやいているツイッターですが、色々とつながりができていることに非常に感謝しております。以前お会いした方、今回初めてお会いできた方々、ありがとうございます。これからも少しずつつながりができたらありがたいな…なんていう受け身的な感じですが、今後ともよろしくお願いいたします。

 では、また!
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 お久しぶりです。研修会に結構行っておりました。

 協会主催の研修会にはあんまり出たことがなかったんですが、認定を目指してみようかなーという思いがちょっとずつ出てきたので、参加してきました。

 何を目指していいかわからないというのが正直なところです。皆さんは作業療法士としての目標がありますでしょうか?

 私はありません…汗。目標を探すという作業を頑張ります…。




 さて、ESIの認定評価者になって、少し経ちますが、伝達講習を済ませていません。

 AMPSのときの伝達では、「観察して、で、どうするんですか」「必要なんですか」等の質問を結構されました。

 このブログにも「AMPS 認定評価 必要」や「AMPS 講習会 必要?」などのワードでたどりついてくださる人がいるようです。

 (一日4、5人くらいしかサイトの訪問がないから適当に書いて大丈夫だなー(爆)とか思っていたら、スマホサイトのほうにアクセス解析をつけ忘れていたようで…案外見てくださっているんですね、恐縮です…。)



 観察の必要性について思うところがあり調べていたので、ちょっとだけここにまとめてからパワーポイントを作り始めようかと思います。


☆作業療法士としての技能☆

 作業遂行能力、作業参加、作業満足度を上げる方略として…

①心身機能向上
②心理的状態を向上
③作業遂行技能の向上新たな習得
④作業方法や、する作業を変える
⑤環境調整

 観察をすることによって3~5までの介入に対して、評価ができるようになると思います。

 というより、実際に見るか、最低でも、本人か誰かにどうやっているかなどを聞かないと、介入の使用がないような気がします。

 それなんで、とにかくやってみることが大事ということですかね。
 

☆やってみなきゃわからない?☆


 慣れているIADL課題においては、技能が加齢による機能低下を代償し、必ずしも日常生活能力に影響を及ぼさないことも示された。(APDL課題の慣れの有無における遂行能力差と年齢の影響、齋藤ら、2001)


 必ずしも機能が落ちているから、作業ができない、ということは必ずしも当てはまりません。

 この人自転車乗れるんかい!とか、この人こんな難しいことできるんかい!っていうのはたまにありますよね。

 想像しているよりできた、想像していたよりできないとか色々あると思いますがひとまずは…。


 「百聞は一見にしかず」


 といったところでしょうか。

 でも、実際のところ、見たことをどのように評価していいかわからない、ということがあると思います。

 私は学校では習わなかったので、観察評価なんて気にすることはありませんでした。


☆何を観察するかわからない☆ 
 
 観察技術を補うためには,知識を増やすこと,観察事項を意識することと指摘している.したがって,効率的,効果的に観察や分析を行うためには,クライエントが抱える医学的背景を理解し,作業遂行技能の特徴を知識や観察視点として持っていることが必要である.(田川義勝:面接法・観察法.岩崎テル子,小川恵子,小林夏子,福田恵美子,松房利憲・編,作業療法評価学(標準作業療法学専門分野),第2 版,医学書院,東京,2011,pp. 46-61.)

 AMPSは観察事項を意識することで、効率的、効果的に観察や分析を行うためのものです。

 AMPSの講習を受けてからは、以前よりは、動作を見て、どこを見ていいかわからないよーということは減ったように思います。

 AMPSで言えるのは、作業遂行のどこに修正の余地があるのかということはわかりやすくなります。
 
 ちなみに、数値も出せますが、ちょうど料理がしたい‐とか、掃除したい‐とか、着替えが、とAMPSにある課題をやる必要があるときは数値を出しますが、そうでないときは出しませんし、出す必要がないとも思います。

 ROMは必要があるときは測るけど、そうでないときは測らないのと同じ感じでしょうか。

 あくまで、AMPSの視点でみる、ことはできるので、認定評価者にならなくても、まずは本を読んだりして、自分なりにどんな視点があるか確認してみても良いかもしれません!







 昨日は全く別の研修会でしたが、観察についてなるほど、と思ったことがあります。

 「知識→注意を向ける→観察可能→判断可能→対応可能」

 ということです。知識がないと注意が向かないですし、観察が難しくなります。知識が抜けると…

 「判断可能→対応可能」

 しか残らないと講師の先生が言っていました。しかし、それは不毛なことです。極端に言えば。

 「あの人は料理はできない→あきらめてもらおう」
 
 ということです。知識があれば、あの人は料理のどの部分とどの部分ができないから、ここは自助具を使って、ここだけ介助してもらって…。など、多様性にあふれた対応ができるようになります。

 どこができて、どこができないのかを適切に把握するためにも、観察評価は有益ではないでしょうか。

 観察評価は有益であって何もAMPSだけが観察評価ではありません。

 ただ最後にもう一度!


 あくまで、AMPSの視点でみる、ことはできるので、認定評価者にならなくても、まずは本を読んだりして、自分なりにどんな視点があるか確認してみても良いかもしれません!


 ではまた!

 

 
 
 

作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド (For occupational therapists)




作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド


 もう9月に入ってからずいぶん経ってしまいましたね…。時がたつのが早くて恐ろしいです。もう少し時間を大事にしなくては。

 早く夏が終わらないですかね…体力温存できるので。また、台風きてるし…。


 さあこんな後ろ向きなことを話している場合じゃありませんね。今日はAMPSのおまけとして、ACQ-OPがどういったものなのか少し書いてみようかと思います。

 ACQ-OPはAMPSの課題が終わったのちインタビューをすることによって、セラピストの観察と、課題を行った人がどう感じていたかのギャップを数値化することができます。

 OTが課題中にみたものと課題を行った人感じたことにどのくらいの開きがあるか、を数値化で出来ます。

 私がAMPS講習を受けたときはなんか無料のおまけ、みたいな感じで取れました笑。

 しかし、マニュアルが全部英語のため正直かなり心が折れそうになりました…。マニュアルはCIOTのサイトからフリーで見ることができます。( って、今見たらセカンドエディションになってる笑。)マニュアルはこちら

 今後は挫折する人が出ないように少しだけ、私のわかる範囲でまとめておければと思います。マニュアルを読む前に少し雰囲気だけでも、感じていただければ幸いです。




☆まずはインタビュー!☆

 まずはAMPS課題を行います。そののち、すぐにインタビューを行います。インタビューする内容は、インタビューガイドにのっております。

ACQ インタビューガイド
 
 ACQは半構成的な面接になっています。

①インタビューをするための準備をする
②いつどのようにインタビューするか決める
③インタビューをする人に説明する。
④1~10の質問をする
⑤フォローアップの質問をする
⑥ターミネーションクエッションをする。(どのくらい良くできたと思っているか?)


 課題を2つ行ったと思いますが、各々の課題について以下のことを聞いていきます。



 まずはQ1、2の質問をします。
 Q1:課題をやって見てどうであったか?
 Q2:課題をやっている時に難しかったこと、困難であったことはあったか?

 ここでは、細かいことは聞かずに特に何も出てこなければ、それで終わりにします。
 


 そしてQ3~10の質問をします。個々はAMPSの各々の項目を質問していく形になります。
 
 ex)Q3:課題のなかで腕を使ったときに、困ったことや難しいことはなかったか?

 といったような感じですね。



 Q11で大きなまとめのような感じになります。

 Q11:今日課題をやったなかで、一番の問題や、困難だったことはなんですか?

 といったような感じです。

 

 次にフォローアップクエッションを行います。

 a:課題を普段より良く進むように、いつもと違うことをしたか?
 b:問題が起こらないように気をつけたか?
 c:課題を良く進められるように行ってみたことがあったら教えてください。

 といった感じです。はい、いいえだけではなく、何をしたかまで聞くようです。

 
 
 で、最後に今日の課題がどうだったか4段階で採点してもらいます。

 ・とても良くできて、問題がなかった
 ・ちょっと問題があった
 ・中程度の問題があった
 ・とても問題があった。

 


 ここまで来たらインタビューは終わりです。

 インタビューガイドに関しては、ACQ-SIは訳がAMPS研究会のサイトにあるので参考になると思います。こちら





☆スコアフォームの記入☆
 
 ここまで来たらスコアフォームに記入をしていきます

ACQOPスコアフォーム


 まずは、名前とか、課題とかを用紙に記入して、ターミネーションで質問した内容(一番最後)を記入します。(PRS)

 ・とても良くできて、問題がなかった→No problems
 ・ちょっと問題があった→Minor problems
 ・中程度の問題があった→Moderate problems
 ・とても問題があった。→Major problems



 次にLoDを記入します。セラピストが観察した様子と、課題を行った人の報告の差が、どのくらいあったかの大まかな評価になります。

 None:まったくずれがなかった
 Questionable:返答があいまいだったり、はっきりしなく、疑問がある。
Minimal:若干の差がある。
 Moderate/Obvious:中等度もしくは明らかな差がある。
 Marked:大きな差がある。



 そうしたら、次にLoAをつけます。なんと訳したらいいんでしょうか…どのくらい、課題での問題を意識できるか、洞察力があるかをAMPSと同じように大まかなレベルをつけます。


 
  Good awareness:まったく問題がない。
  Questionable limitation:疑問がある。
  Mild limitation:わずかに問題がある。
 Moderate awareness limitation:中等度もしくは明らかな問題がある。
 Marked awareness limitation:重篤な問題がある。
 Unaware:すべての長所や短所に対して認識することができない。

 
 
 そうしたら、Q1~11まで、AMPSの結果をスコアフォームに写していきます。クエッションの下にある空欄ですね。どの質問にAMPSどの項目が対応していたかがわかります。

 ex)Q3:課題のなかで腕を使ったときに、困ったことや難しいことはなかったか?→Grips Manipulates Calibrates Flows もし衣類を引くようなことがあれば、Movesも。

 こんな感じで、横に点数を書いていきます。ちなみにQ1,2にはAMPSのQoPを、Q2には確認されたエラーを書いておきます。

 

 終わったら次にQ3~10までのOccupational therapist’s ratingを埋めていきます。

 AMPSで…

 4だった項目:ADL skill limitationsのNoneに×をつける。
 3だった項目:ADL skill limitationsのNoneかMinimalに×をつける。
 2だった項目:ADL skill limitationsのMinimaかModerate/Obviousに×をつける。
 1だった項目:ADL skill limitationsのModerate/ObviousかMarkedに×をつける。

 といった感じです。ちなみに、判断は頻度とエラーがどのくらいの影響を与えたかで判断することと書いてあります。

 

 そうしたら次はQ3~10Person’s self-reportの記入になります。ここがややこしい…。

 簡単に言うと、課題を行った人が認識したエラーを書き出し、AMPSのどの項目に当てはまるかを書いていきます。で、明らかにできたものには、×を、明らかに出来なかったものには○を書いていきます。そして、○がついてるところで点数が低かったものがDiscrepancyの点数となります。

ACQOP採点



 で、次にQ1,2です。ここではAMPSのQoPを基準につけていきます。

 QoPで1:ADL skill limitationsのNone
QoPで2:ADL skill limitationsのNone/Minimal
QoPで3:ADL skill limitationsのMinimal
 QoPで4:ADL skill limitationsのModerate/Obvious
 QoPで5:ADL skill limitationsのMarked

といった感じでQ3~10くらいと同じ感じでマークしていきます。で、採点の方法は同じです。

ちなみに、課題を行った人が、問題が観察されなかったのに、起こらなかった問題を言ってくることもあると思います。そういったときは、特別ルールでDiscrepancyを3(minimal)につけます。

 Q11(一番の問題や困難はなにか)も基本的には他の質問と同じ感じで良いのですが、この質問だけは、他の質問の答えは考慮せず、つけてもらって大丈夫なようです。

 で、つけ終わったら、ソフトに入力です。




☆ACQ-OP☆の実際

 で、以前にAMPS実践編でちょっとだけ触れた方から、ACQ-OPも取らせてもらっています。ちなみに、親戚です笑。

 課題が終わったのちにアンケートを取ってみて、こんな感じです。

 ACQOP 実践


 どちらかというと、できているけどできていないという思いがかなり強く、観察よりはやや問題が極端になっていたり、観察されなったような問題を上げる場面もありました。そして、やはりセラピストが観察した結果と比べて軽度の認識のずれがあった、ということでしょうか。





 ちょっと長くなってしまったうえにまとまらなかったー!笑。



 でも、こういう視点で見ると、セラピストとCLの間にあるギャップが見えてくる気がします。

 面接でもACEなんてギャップをはかるものも出てきていて、非常に有用だと思います。

 少しでも、目線をCLと合わせるために、評価もしながら、日々鍛錬していきたいものです。



 ではまた!








作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド (For occupational therapists)




作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド






 暑い…。なんとか、今週も乗り切ることができました。台風来すぎて辛い…orz

 なんかAMPSもこんなまともに書くつもりがなかったんですけど長くなってしまいました。

 社内での伝達講習中に作ったもののはけ口を作りたかっただけです。社内のみんな、興味なさそうなんだもの苦笑。

 やっぱり、みんなハンズオンとかには興味あるんだけど、地域リハの視点、とか、活動と参加系、には興味ないんですよねー。

 今日とか、「一人で外にでたいなー」って希望があった利用者さんがいたのに、そのことを、一緒に入ってる担当に話したら、「無理でしょー」で終了。いや、そこから、CLどんな生活をおくってもらいたいのか担当間で話し合いましょうよ…。


 
 まずい、また愚痴になってしまった…。AMPSですね。


 AMPSを実践で使うには、その背景の理論をとらえておくことが必要です。



☆AMPSの理論的背景☆


 もともとはMOHO(人間作業モデル)が背景にあり、要素の一つである遂行能力をはかるために作られました。MOHOの評価していく大きな流れとしては、MOHOの要素を多く含む評価から始めることが推奨されています。


MOHO 評価の手順 AMPS 実践.

 
 そのため、OSAやMOHOSTでCLの大きな全体像をとらえてからAMPSを使うという形になると思います。かるーく症例は後程。



 次はAMPSを作った人と同じ人が作った理論OTIPM(作業療法介入プロセスモデル)です。最近はMOHOよりこっちの方が流行ってるんじゃないでしょうか?気のせい?笑。まさしく、吉川ひろみ先生の推すCOPMから観察をして、回復モデル、習得モデル、代償モデルを選ぶというような、枠組みを丁寧に説明しています。

 

 OTIPM AMPS 実践.



 AMPSでは赤枠で囲んだところを、評価することができます。

 


 ちなみにこの二つは何が違うのかといえば、MOHOは作業に焦点を当てるモデル、ですが、OTIPMは作業に基づく実践をするためのモデルになります。
 




☆AMPS実践!☆


 今回は簡単にMOHOの流れで説明していきます!

 こんな全体像の利用者さんがいたとします。

 AMPS 全体像.


 で、作る必要があるものや、お客さんが来た時のためにスムーズにできないといけない、ということで↓のような下記の課題をやってもらいました。
 
 
AMPS 実践 課題.


 で、こんな感じで数値が出ました。


AMPS 運動技能 実践.

AMPS 処理技能 実践.




 観察した結果から、処理技能に大きな問題はなかったものの、やはり、運動技能には問題があったため、運動技能を代償できるような環境設定を行った後、動作を効率よくできるように反復しました。

 そうしたら、毎日、朝食と夕食を作れるようになり、習慣が変化しました。

 



 かなりざっくりいうとこんな感じでしょうか。

 実際にはAMPSを勉強すると観察する過程で、かなりいろんなことがわかるようになると思います。












 さあ、だいぶざっくりしていてすみません。

 機会があったらACQ-OPについても書きたいと思います。こちらは、セラピストが観察した問題と、CLが問題だと思ったことのズレ(ギャップ)がどれぐらいあるか、が数値化できるような評価になっています。

 


 ではまた!





 昨日は人生で一番長い時間飲んでいたかもしれません。こんな午前からお酒飲むのなんてお正月くらいで…。今日はちょっと体が重かったのでジョギングしてきました。 

 引き続きAMPSについってちょっと書いていこうかと思います。

 前回はなんとなく導入の流れと、認定評価者になるにはを自分なりにまとめてみました。


 こうやってまとめてみると案外まとまらないものですね…。やっぱりAMPS、難しい。

 まとめの練習も兼ねてますので、良かったらお付き合いください。




☆何を評価する?!☆

 AMPSは課題に対しての遂行技能を「運動技能」「処理技能」に分けて評価します。簡単に画像でまとめときます。


運動技能と処理技能(評価編



 ちなみにここで間違えてはいけないのは、あくまで技能の評価であって、心身機能などの評価ではないということです。

 機能は…

 
 ・肩関節が動いて…
 ・手内筋の動きが…


 とかそんな感じですが、技能は…


 ・コーヒーポットを持ち上げて…
 ・水がいっぱいになって、気づかないでこぼして…


 とかそんな感じです(アバウト



☆何を見たか☆

 AMPSは実際に日常生活での課題を、クライアントが行うところを観察します。

 実際にやってみてどうだったのか、を大事にして評価します。実際にやってみて上手くいったか上手くいかなかったかですね、

 心身機能しか見ていないと、実際に何が起こるか、という部分があいまいになりがちです。

 手がぎこちなく使えないだろうなー、とか、高次脳あるからペースはめちゃめちゃだろうなーとかそういう推測はなしにしてフラットな気持ちで観察します。

 そんなマインドでいざ課題の観察開始です!


 
☆どこをみたらいいの?!☆ 

 さあ、観察終了して、振り返ります。ちなみに講習会では、観察する際のメモの取り方なども教えてくれます。


 AMPSはまずは大きく4つの全体的な遂行の質を評価します。


全体の遂行の質(AMPS)



 そして、さらに細かく35項目について4段階で判定していきます。


4段階評価(AMPS)



 こんな感じの判定基準です。

 で運動技能と処理技能について採点していきます。




☆運動技能☆

 以下のことを観察します。

Stabilizes:体を安定させる、ぐらつかない
Aligns:軸を保つ、よりかからない
Positions:自分の位置をよいところにする(近すぎない、遠すぎない)
Walks:歩く
Reaches:ものに手を伸ばす
Bends:かがんだり、しゃがんだり
Coordinates:体の2か所以上を上手く使う
Manipulates:手の中でものを上手く使う
Flows:腕や手を滑らかに動かす
Moves:引き出しなど引いたり押したりする
Transports:ものを運ぶ
Lifts:ものを持ち上げる
Calibrates:力加減をちょうどよくする
Grips:ものを持つ、途中で落とさない
Endures:疲労を見せない
Paces:適度な速度でむらがない



☆処理技能☆

以下のことを観察します。

Paces:適度な速度でむらがない
Attends:課題の途中で気が散らない
Chooses:必要なものを運ぶ
Uses:物をちゃんと使う
Handles:ものを安定させて取り扱う
Heeds:課題の目標に向かって進める
Inquires:不必要な質問をしない
Initiates:ためらいなく始める
Continues:不必要な中断をしない
Sequences:正しい順序で行う
Terminates:適切に終了する
Serches/Locates:必要なものを探し、見つける
Gathers:必要なものを集める
Organizes:適切な空間配置で行う
Restores:片づける
Navigates:ぶつからない
Notices/Responds:問題に気づいて対応する
Accommodates:問題が起こらないようにする
Adjusts:環境調節を行う
Benefits:問題を繰り返さない








長くなってしまった…まあ多いんですよ笑

 まあAMPSの欠点がこの煩雑な感じだと思うんですが、こういう要素で遂行技能っていうのはなりったってるのねーっていうのが良くわかりますし、作業遂行を表現しやすくなると思います。

 具体的に表現できるようになると、どこに介入するかが明確になると思います。では、次は実践編を気が向いたら書きます。笑



 ではまた!






作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド (For occupational therapists)




作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド