主に作業療法、時折音楽のことを、酒を飲みながら書いていきます。


 暑いです。もう夏は終わったはずなのに、なぜこんなところで夏バテをしなければいけないんでしょうか…。

 今年は自立神経の問題なのか気持ちいい汗じゃなくて、変な汗が多いような気がします。元気とはほど遠い状態です。

 
 で、元気になれるといえば作業(笑)



 作業療法協会が出しているMTDLPの売り文句「人は作業をすることで元気になれる」とのことですが…ほんとかよ笑。

 その答えを教えてくれるのが、Well Elderly Study(健やか高齢者研究)という研究です。

 これは作業科学という学問の中で、行われた研究で、「作業は老化速度を遅らせるか」という問題に対して取り組んでいます。

 この研究を通して、作業にどんな効果があるかということがわかります。 

 

☆作業科学とは?☆
 
そもそも作業療法には基礎学問がないといわれてきたようです。作業療法よりも前に、作業について良く考えるための学問が作業科学です。メタ理論、なんていう言われ方をしています。大理論はMOHOやCMOPがありますがさらにそれより広い、理論です。

 それで、作られたのが作業科学という学問のようです。

 
 作業科学の目的としては、「作業は健康や安寧や環境にどのように影響するか、どのように影響されるかについて研究する」「人間の健康と日常的な経験と作業との関係に関する知識を構築する」などが挙げられます。

 
 中核となる概念は、以下のようです。

 作業科学:作業的存在としての人間の研究する基礎学問であり、作業的存在としての人間についての厳密な研究。
 作業:文化的個人的に意味のある活動のまとまりで、文化の中で命名される、すること(doing)、なること(being)、なっていくこと(becoming)

人を作業的存在ととらえ、作業をすること(たとえば仕事をすること)で、作業的存在(社会の一員、あるいは、一家の大黒柱など)になるという考えです。

 
 研究対象としては以下のようなものがあげられます。

 ・人の作業を特徴づけるものは何か?
 ・人の作業の形態、機能、意味は何か?
 ・人の作業と健康との関係は?
 ・人の作業と人間発達との関係は?


 作業科学は作業療法にどのように影響してくるかというと、

 伝統的な作業慮法における作業には治療的な力があるという根拠
 作業的存在として、自己及びクライアントをとらえる
 共同的で作業中心な治療関係の促進

 これらの手助けになります。


☆Well Elderly Study(健やか高齢者研究)☆


 先ほど書いたように、作業科学というものを通して、「作業は老化速度を遅らせるか」という問題に対して取り組んだのがこの研究になります。

 健やか高齢者研究は対象者361人をランダムに振り分けて比較する、ランダム化比較試験で行われており、エビデンスがかなり高いといわれています。

 

 健やか高齢者研究は361人の低所得の高齢者用公営アパートに住む高齢者を、OTが担当する作業療法群、専門職ではないスタッフが担当する社会的活動群、無介入群に振り分け、9か月でどのような変化が起こるかを調べました。

 そして作業療法群と他の二つの群をADL、社会活動、対人交流、生活満足度、身体機能などの15項目で比べると、実に10項目に低下の程度に有意差がみられたのです。

 ちなみに専門職ではないスタッフが担当する社会的活動群、無介入群では有意差がなかったとのことです。



 ちなみに作業療法を行った群では、「ライフスタイル再構築(Lifestyle Redesign)」というプログラムを行っています。

 このプログラムは
 
 ①講義:日常生活活動、対人関係など様々なテーマについて講義を受ける
 ②情報交換:小グループで経験を語る
 ③体験:講義や情報交換で出てきたことを実際に体験
 ④生活での発展:プログラムで行ったことは生活の中でさらに工夫したり、新たな展開がある

 という流れで行われます。

 このプログラムの原著はとても難しく、なんか ビデオみたいなのがあるみたいな噂も聞いたんですが、はて…笑。

 しかし、このプログラムの中には作業療法のヒントになりそうなことがありそうな気がしているので調べていきたいと思っています。


☆日本では?☆

 ちなみにこのライフスタイル再構築のプログラムの流れでMOHOの講義をするというのが「65歳大学」です。介護予防などに使おうと色々な取り組みがされているようです。すでにRCTなどで結果も出ているようなので要チェックかもしれません。










 「人は作業をすることで元気になれる」がしっかりとした根拠を持って言えるよう、色々な情報収集はしばらく欠かせなくなりそうです。

 ではまた!
 




「作業」って何だろう作業科学入門



作業科学―作業的存在としての人間の研究


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 嫁と喧嘩しました。ちょっと気持ちが落ち着きませんが(笑)、今日は人間作業モデルの意志について書いていこうかと思います。

 前回、前々回はこちら。「 「人間作業モデル」~MOHOって何者?!~ 」「 「人間作業モデル」~私なりに解釈した全体像~ 

 MOHOの中でも一番重要視される構成要素です。MOHOは意志を大事にするからCL中心なんて話をいつか聞いたような気がするのですが…はて、記憶が…笑。物忘れが多いですね。


☆意志を構成する要素☆

意志は

①個人的原因帰属
②価値
③興味

からなります。

人間作業モデル 意志の構成要素


価値はなんとなくわかりますが、なんだかよくわからないのが個人的原因帰属ですね。



☆個人的原因帰属とは?☆


 個人的原因帰属とは簡単に言うと、「自分の有能感や、有効感」と原著のキーになる用語に書いてあります。

 しかし、原著の他の部分には、
 
  ・自分が何を行うことができるか?
  ・自分の行動がどのような種類の効果を生み出せるか?

 といったようなことが書かれています。

 これに関しては原因帰属を理解するのが近道のようです。原因帰属とは行動の結果の原因をどこに求めるかということです。

原因帰属理論

 つまり個人的原因帰属というのは、私の行動(個人的原因)に対して、結果がどうなるか、といったようなことです。

 で、私が起こした行動が、良い結果であれば、有能感や有効感が上がり、悪い結果であれば下がる、といった具合です。


☆価値、興味☆


 この二つはそんなにややこしくないかなといったような感じです笑。

 価値:人が行うことに重要性と有意義性を見出すこと
 興味:人が行うことに楽しみと満足を見出すこと

 生活行為向上マネジメントの興味・関心チェックリストは意志を大事にした評価、ということになるでしょうか?



☆意志のサイクル☆


 自分が行うことを予想し、選択し、経験し、解釈するというサイクルを繰り返すことによって、価値や、個人的原因帰属、興味などの意志を維持したり、作り直します。

 意志のサイクル

自分が起こした行動に対して、失敗した、とか、成功した、とか、運のせいだ、いや、自分のせいだ、とか解釈していくことで、意志は変わっていきます。







 色々資料を見直したりして、勉強になりました。では、また!




人間作業モデル 理論と応用



事例でわかる 人間作業モデル



 もう9月に入ってからずいぶん経ってしまいましたね…。時がたつのが早くて恐ろしいです。もう少し時間を大事にしなくては。

 早く夏が終わらないですかね…体力温存できるので。また、台風きてるし…。


 さあこんな後ろ向きなことを話している場合じゃありませんね。今日はAMPSのおまけとして、ACQ-OPがどういったものなのか少し書いてみようかと思います。

 ACQ-OPはAMPSの課題が終わったのちインタビューをすることによって、セラピストの観察と、課題を行った人がどう感じていたかのギャップを数値化することができます。

 OTが課題中にみたものと課題を行った人感じたことにどのくらいの開きがあるか、を数値化で出来ます。

 私がAMPS講習を受けたときはなんか無料のおまけ、みたいな感じで取れました笑。

 しかし、マニュアルが全部英語のため正直かなり心が折れそうになりました…。マニュアルはCIOTのサイトからフリーで見ることができます。( って、今見たらセカンドエディションになってる笑。)マニュアルはこちら

 今後は挫折する人が出ないように少しだけ、私のわかる範囲でまとめておければと思います。マニュアルを読む前に少し雰囲気だけでも、感じていただければ幸いです。




☆まずはインタビュー!☆

 まずはAMPS課題を行います。そののち、すぐにインタビューを行います。インタビューする内容は、インタビューガイドにのっております。

ACQ インタビューガイド
 
 ACQは半構成的な面接になっています。

①インタビューをするための準備をする
②いつどのようにインタビューするか決める
③インタビューをする人に説明する。
④1~10の質問をする
⑤フォローアップの質問をする
⑥ターミネーションクエッションをする。(どのくらい良くできたと思っているか?)


 課題を2つ行ったと思いますが、各々の課題について以下のことを聞いていきます。



 まずはQ1、2の質問をします。
 Q1:課題をやって見てどうであったか?
 Q2:課題をやっている時に難しかったこと、困難であったことはあったか?

 ここでは、細かいことは聞かずに特に何も出てこなければ、それで終わりにします。
 


 そしてQ3~10の質問をします。個々はAMPSの各々の項目を質問していく形になります。
 
 ex)Q3:課題のなかで腕を使ったときに、困ったことや難しいことはなかったか?

 といったような感じですね。



 Q11で大きなまとめのような感じになります。

 Q11:今日課題をやったなかで、一番の問題や、困難だったことはなんですか?

 といったような感じです。

 

 次にフォローアップクエッションを行います。

 a:課題を普段より良く進むように、いつもと違うことをしたか?
 b:問題が起こらないように気をつけたか?
 c:課題を良く進められるように行ってみたことがあったら教えてください。

 といった感じです。はい、いいえだけではなく、何をしたかまで聞くようです。

 
 
 で、最後に今日の課題がどうだったか4段階で採点してもらいます。

 ・とても良くできて、問題がなかった
 ・ちょっと問題があった
 ・中程度の問題があった
 ・とても問題があった。

 


 ここまで来たらインタビューは終わりです。

 インタビューガイドに関しては、ACQ-SIは訳がAMPS研究会のサイトにあるので参考になると思います。こちら





☆スコアフォームの記入☆
 
 ここまで来たらスコアフォームに記入をしていきます

ACQOPスコアフォーム


 まずは、名前とか、課題とかを用紙に記入して、ターミネーションで質問した内容(一番最後)を記入します。(PRS)

 ・とても良くできて、問題がなかった→No problems
 ・ちょっと問題があった→Minor problems
 ・中程度の問題があった→Moderate problems
 ・とても問題があった。→Major problems



 次にLoDを記入します。セラピストが観察した様子と、課題を行った人の報告の差が、どのくらいあったかの大まかな評価になります。

 None:まったくずれがなかった
 Questionable:返答があいまいだったり、はっきりしなく、疑問がある。
Minimal:若干の差がある。
 Moderate/Obvious:中等度もしくは明らかな差がある。
 Marked:大きな差がある。



 そうしたら、次にLoAをつけます。なんと訳したらいいんでしょうか…どのくらい、課題での問題を意識できるか、洞察力があるかをAMPSと同じように大まかなレベルをつけます。


 
  Good awareness:まったく問題がない。
  Questionable limitation:疑問がある。
  Mild limitation:わずかに問題がある。
 Moderate awareness limitation:中等度もしくは明らかな問題がある。
 Marked awareness limitation:重篤な問題がある。
 Unaware:すべての長所や短所に対して認識することができない。

 
 
 そうしたら、Q1~11まで、AMPSの結果をスコアフォームに写していきます。クエッションの下にある空欄ですね。どの質問にAMPSどの項目が対応していたかがわかります。

 ex)Q3:課題のなかで腕を使ったときに、困ったことや難しいことはなかったか?→Grips Manipulates Calibrates Flows もし衣類を引くようなことがあれば、Movesも。

 こんな感じで、横に点数を書いていきます。ちなみにQ1,2にはAMPSのQoPを、Q2には確認されたエラーを書いておきます。

 

 終わったら次にQ3~10までのOccupational therapist’s ratingを埋めていきます。

 AMPSで…

 4だった項目:ADL skill limitationsのNoneに×をつける。
 3だった項目:ADL skill limitationsのNoneかMinimalに×をつける。
 2だった項目:ADL skill limitationsのMinimaかModerate/Obviousに×をつける。
 1だった項目:ADL skill limitationsのModerate/ObviousかMarkedに×をつける。

 といった感じです。ちなみに、判断は頻度とエラーがどのくらいの影響を与えたかで判断することと書いてあります。

 

 そうしたら次はQ3~10Person’s self-reportの記入になります。ここがややこしい…。

 簡単に言うと、課題を行った人が認識したエラーを書き出し、AMPSのどの項目に当てはまるかを書いていきます。で、明らかにできたものには、×を、明らかに出来なかったものには○を書いていきます。そして、○がついてるところで点数が低かったものがDiscrepancyの点数となります。

ACQOP採点



 で、次にQ1,2です。ここではAMPSのQoPを基準につけていきます。

 QoPで1:ADL skill limitationsのNone
QoPで2:ADL skill limitationsのNone/Minimal
QoPで3:ADL skill limitationsのMinimal
 QoPで4:ADL skill limitationsのModerate/Obvious
 QoPで5:ADL skill limitationsのMarked

といった感じでQ3~10くらいと同じ感じでマークしていきます。で、採点の方法は同じです。

ちなみに、課題を行った人が、問題が観察されなかったのに、起こらなかった問題を言ってくることもあると思います。そういったときは、特別ルールでDiscrepancyを3(minimal)につけます。

 Q11(一番の問題や困難はなにか)も基本的には他の質問と同じ感じで良いのですが、この質問だけは、他の質問の答えは考慮せず、つけてもらって大丈夫なようです。

 で、つけ終わったら、ソフトに入力です。




☆ACQ-OP☆の実際

 で、以前にAMPS実践編でちょっとだけ触れた方から、ACQ-OPも取らせてもらっています。ちなみに、親戚です笑。

 課題が終わったのちにアンケートを取ってみて、こんな感じです。

 ACQOP 実践


 どちらかというと、できているけどできていないという思いがかなり強く、観察よりはやや問題が極端になっていたり、観察されなったような問題を上げる場面もありました。そして、やはりセラピストが観察した結果と比べて軽度の認識のずれがあった、ということでしょうか。





 ちょっと長くなってしまったうえにまとまらなかったー!笑。



 でも、こういう視点で見ると、セラピストとCLの間にあるギャップが見えてくる気がします。

 面接でもACEなんてギャップをはかるものも出てきていて、非常に有用だと思います。

 少しでも、目線をCLと合わせるために、評価もしながら、日々鍛錬していきたいものです。



 ではまた!








作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド (For occupational therapists)




作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド






 先週の火曜日から書いていなかったのでずいぶん久しぶりになってしまいました。

 で、昨日は昨日で嫁の病院に一緒に行ったのち飲んだくれていたうえに、今日は今日で二日酔い。本当にひどい生活です。

 

 ブログをなぜ更新していなかったかって、「作業で結ぶマネジメント」を読む時間がほしかったからです。

 いや、酒飲みすぎて時間がなかっただけか…。




 私は運よく、近くの医学書が売っている店で、9月13日には、買うことができました。しかし、アマゾンとかでは結構待つみたいですね。

 前作に引き続き、とにかく読みやすい、というのは本嫌いな私にとってもありがたい限りです。





 前作の「作業で語る事例報告」は、いわゆるリハビリの時間、CLに直接かかわる時間というところでまとまっていたような感じがありました。今作はCLに直接関わることではないけど、作業療法を行う上でとても大事なことが書いてある印象です。





 特に、社会保証の項なんかは病院勤務の頃であったら確実に読み飛ばしていたと思います。訪問じゃ、金額の説明は事務さんへ…、なんてことはできない。全部一人で出来なきゃいけない。

 でも、本当はセラピストみんなが知っておきゃなきゃいけないことですよね。
 






 何を提案するにも制度を知らなければ、相手の立場に立てない、ということが訪問に出てから気づきました。

 家に帰ったらベッドを用意して…なんて簡単にいうけど、要介護1以下は借りられないけど、ドクターの意見書があれば借りられたり、自費でも安くレンタルできるものがあったり、この人のお家は経済的にどうで、介護保険で使える単位はどれくらい余ってて、とか考えていくことになる。

 福祉用具をかりるというだけでもCLが置かれている状況をしっかりと把握して、提案していかないといけない。まさしくマネジメントですね。

 一見、セラピストに関係なさそうに見えても、やっぱりつながっているんですね。今回の帯に書いてあった、「作業で語るために作業で結ぶ」なんとなくそういうことかなと思いました。








 何が言いたいかよくわからなくなってきた笑。でも、作業療法に直接関係がなくなっても、作業療法に結びつきがあることばかり書いてあります。






 自分や会社、広く言えば、社会を良くすることはそのままCLに対しても良いサービスが利用できることにつながります。

 どうすれば、自分や会社、社会がよりよいものになるのか、この本をともに、考えていきたいと思います。

 この本は子供がそろそろ生まれそうな私にとって、とても大事な道しるべとなりそうです。

 



 明日は休みなのでACQについてちょっとまとめたい!ではまた。




作業で結ぶマネジメント: 作業療法士のための自分づくり・仲間づくり・組織づくり


 今日のタイトルは、私がよくおもっていることです。OTならみんな悩んでいるんじゃないですかね?(いいすぎか笑)

 最近勉強しようとしても、なんか何を勉強していいかわからないんですよね。

 今は、整形、CVAとかのほかに精神疾患や、認知症、呼吸器とか、がんとか、内部疾患とか、色んな病気や障害をお持ちの方と接することが増えています。

 そうすると、各論みたいなのじゃなくて、ふんわりと色々包んでくれる(笑)作業系をついつい勉強してしまいます。結局、作業系の治療戦略ってふんわりしたものが多いので、なんか具体的じゃないなーとは思います。

 でも、作業療法士はどんな介入をしたらいいのかなーって、すごく抽象的ですよね。ここがもっとはっきりしていたら、私のように悩む人がいないのに…苦笑。



 実習は、一か所目ではデイサービスで輪投げとROMをしていました。二か所目では、食事動作をみて、日記を書きました。病院ではPNFとかボバース好きの先輩がいる中で、なんかカラオケとかアクティビティとかもやってました。



 CMOPやMOHOにはどんな治療戦略を作業療法士が使えばよいか、何が作業療法士が持つべき技術か、書いてあるので、なんとなく、悩んだときに読み返しています。


☆MOHOのクライアントの変化を可能にするための戦略☆


 MOHOでの治療戦略とは、クライアントが望む変化を促進するために行う作業療法士の行為のことを指します。

・妥当にする
・明らかにする
・フィードバックを与える
・助言する
・交渉する
・組み立てる
・指導する
・励ます
・身体的支援を提供する

 ふわふわだしちょっとわかりにくい、日本語ですね笑。今回は細かくは触れませんが、最初にこの戦略と出会ったときは衝撃的でした。あ、機能訓練入ってないんだって。身体的支援を提供する、はあくまで、運動技能の問題でできないことを、セラピストがやってあげるものなので機能訓練ではありません。

 でも、なんか素敵な戦略ですよね。作業療法士はCLを作業従事させるためにこういうことをすればいいんだって感動しました。

 でも、なんかね、機能訓練しちゃいけないのかとも思っちゃいましたよね笑。CMOPはもうちょっと柔軟性があるかもしれません。



☆CMOPの主要な作業療法の可能化の技能☆

 CMOPは作業的公正を理想に掲げ、OTの中核能力を作業の可能化においています(ですよね?笑)

 CLの作業を可能にするための技能として以下をあげています。

・適応
・代弁
・コーチ
・協働
・相談
・調整
・デザイン、実行
・教育
・結び付け
・特殊化

 これも、これだけ見るとふわふわですね笑。MOHOの治療戦略よりはかなり広めになっているように思います。私は、MOHOもCMOPもかなり影響を受けていますが、イメージとしては、CMOPは扱う範囲がかなり広めで、MOHOは作業を深めている、イメージです。勝手なイメージですけど。

 ケアマネさんにCLから言いにくそうなことを代弁してみたり、今後のサービス利用をどうするか相談してみたり。ある意味当たり前のことかもしれませんが、それも作業療法の可能化の技能のうちなんだと思えました。そうしたら、リハ業務のほとんどがリハビリだなぁなんてことを思うことができたのがこの技能です。

 ちなみに機能訓練は特殊化に入ります。機能訓練は、作業の可能化に向けた技能なんですねー。


☆ちなみに、日本はどうよ?☆

 まあ作業の「見える化」で生活行為向上マネジメントをみんなできるようにしてーっていうところですよね。ちょっと具体性には欠けますかね…。

 私的には、生活行為向上マネジメントで作業療法士のリーズニングを目に見える形にして、作業を提供してくださいという形なんだと思っていますがどうなんでしょうね?で、具体的にどんな作業かというと以下の表、という形でしょうか。

 作業療法ガイドライン 提供する作業

 ふわふわですね!もっとわかりやすくなればいいのに!笑。


















 結局のところは、まあやっぱりふわふわなんですが…。でも、実践ではこういうことをすればいいんじゃないかっていうのをなんとなく教えてくれます。

 

 


 ではまた!




人間作業モデル 理論と応用



作業療法の視点 続 作業を通しての健康と公正



 ちょっとACQ-OPの記事をまとめようかと思ったんですが、時間がかかりそうなので、ちょっと寝かせておきます笑。





 まとまらないものを、徒然。日々思ったことをたまには、日記のような感じで書いていこうかと思います。私のツイートと一緒にどうぞ笑。







 自立した生活の解釈がセラピストよってまちまちなんだろうなぁ。そこが違うと結局リハビリ自体も他職種から変に捉えられてしまうような気がします。

  リハビリはできないをできるにする役割はあると思うんですが、今は一人でできないを一人でできるようにって考える人が多いんじゃなかろうか…。(参考、当社笑。)

 「介護保険法は、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態となり、入浴、排せつ、食事等の介護、機能訓練並びに看護及び療養上の管理その他の医療を要する者等について、これらの者が尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保健医療サービス及び福祉サービスに係る給付を行うため、国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。」

 



 リハビリを介護保険下でどうとらえていいかわからなくなりつつあります。長期利用は悪みたいな感じになってますが、なんとなくずっと訪問リハビリさんに来てもらえれば安心、もなんとなくわかりますし、デイケアに行っててもらえば安心もなんとなく家族目線だとわかる気もしてきているからです。

 だってやることないし、介護保険はあんまり使わないでほしいけど、なんか「参加」してねなんて無理よね。

 こないだなんか、「一人で外出できるようになりたい」って希望を持ってたCLに対して、「無理でしょ」って先輩PTがバッサリ切り捨ててちょっとビビりました。まあ一人では無理にしても色々その希望から考えようよ。セラピストですら、こんな考えなのに、長期利用がどうのこうの、当事者以外が騒いで、なんかバカみたいって思ってしまった。

 所詮、長期利用が出来なくなったりした時に、困るのは介護保険を使って何とか生活できている、頑張ってる人たちだよなぁ。

 







 無理やり参加を促して、介護保険費削減なんて無理だよなぁ…。そもそも日本人の文化性に合わないのではとすら思い始めています。だって、自分だったら活動と参加とか言われても、今まで通り寝ていたい笑。





 介護保険下のリハビリなんか所詮食い物にされてるよなーとか色々考えちゃいます。なんかたまに会社での話がバカバカしく感じることがあります。














 私的には介護保険の中でリハビリをどう捉えていいか、正直わからなくなります。国の方向性としては長期利用は避けて、他のサービス、もしくは地域の資源につなげるということでしょうが…。 課題指向型のリハビリを好まないCLが多いのも事実だと思います。

 淡々と、リハビリを続けてしまっています。反省もしていますが、どうあがいても、なかなか打破できません。


 とりあえずもう少し頑張ります。


 仲間募集中です笑。






 では、また!グダグダでした笑。





 暑い…。なんとか、今週も乗り切ることができました。台風来すぎて辛い…orz

 なんかAMPSもこんなまともに書くつもりがなかったんですけど長くなってしまいました。

 社内での伝達講習中に作ったもののはけ口を作りたかっただけです。社内のみんな、興味なさそうなんだもの苦笑。

 やっぱり、みんなハンズオンとかには興味あるんだけど、地域リハの視点、とか、活動と参加系、には興味ないんですよねー。

 今日とか、「一人で外にでたいなー」って希望があった利用者さんがいたのに、そのことを、一緒に入ってる担当に話したら、「無理でしょー」で終了。いや、そこから、CLどんな生活をおくってもらいたいのか担当間で話し合いましょうよ…。


 
 まずい、また愚痴になってしまった…。AMPSですね。


 AMPSを実践で使うには、その背景の理論をとらえておくことが必要です。



☆AMPSの理論的背景☆


 もともとはMOHO(人間作業モデル)が背景にあり、要素の一つである遂行能力をはかるために作られました。MOHOの評価していく大きな流れとしては、MOHOの要素を多く含む評価から始めることが推奨されています。


MOHO 評価の手順 AMPS 実践.

 
 そのため、OSAやMOHOSTでCLの大きな全体像をとらえてからAMPSを使うという形になると思います。かるーく症例は後程。



 次はAMPSを作った人と同じ人が作った理論OTIPM(作業療法介入プロセスモデル)です。最近はMOHOよりこっちの方が流行ってるんじゃないでしょうか?気のせい?笑。まさしく、吉川ひろみ先生の推すCOPMから観察をして、回復モデル、習得モデル、代償モデルを選ぶというような、枠組みを丁寧に説明しています。

 

 OTIPM AMPS 実践.



 AMPSでは赤枠で囲んだところを、評価することができます。

 


 ちなみにこの二つは何が違うのかといえば、MOHOは作業に焦点を当てるモデル、ですが、OTIPMは作業に基づく実践をするためのモデルになります。
 




☆AMPS実践!☆


 今回は簡単にMOHOの流れで説明していきます!

 こんな全体像の利用者さんがいたとします。

 AMPS 全体像.


 で、作る必要があるものや、お客さんが来た時のためにスムーズにできないといけない、ということで↓のような下記の課題をやってもらいました。
 
 
AMPS 実践 課題.


 で、こんな感じで数値が出ました。


AMPS 運動技能 実践.

AMPS 処理技能 実践.




 観察した結果から、処理技能に大きな問題はなかったものの、やはり、運動技能には問題があったため、運動技能を代償できるような環境設定を行った後、動作を効率よくできるように反復しました。

 そうしたら、毎日、朝食と夕食を作れるようになり、習慣が変化しました。

 



 かなりざっくりいうとこんな感じでしょうか。

 実際にはAMPSを勉強すると観察する過程で、かなりいろんなことがわかるようになると思います。












 さあ、だいぶざっくりしていてすみません。

 機会があったらACQ-OPについても書きたいと思います。こちらは、セラピストが観察した問題と、CLが問題だと思ったことのズレ(ギャップ)がどれぐらいあるか、が数値化できるような評価になっています。

 


 ではまた!





 今日はスマホからお送りさせていただきます。外で暇な時間が長いもので…笑。家にある本が使えないのはちょっと痛手であります。

 
 さて、今皆さんは幸せでしょうか?幸せな人も、幸せじゃない方もそれぞれだと思います。

 では、皆さんの過去は幸せだったでしょうか、幸せじゃなかったでしょうか?
 

 今日は結局は現在の状態によって、過去が幸せだったか、そうでなかったかが変わるんじゃないかということを考えたので、メモ的に残したいと思います。



☆心理学的な視点について☆

 トラウマに代表されるような、原因論を唱えるフロイトの心理学は「過去があるから現在がある」タイプだと思う。

 最近流行りのアドラーの心理学は目的論で、現在直面している課題に対して逃げるために過去を意味づけをしているといったような感じだと思う。

 中途障害の方は、今、大きな問題に直面している方が多いように感じます。ちょっと酷い言い方のような気もしますが、病前は本人が言っているような、そんなに素敵な生活だったなのかな?と少し疑問に思うこともあります。ひょっとしたら、現在の状態を悲観することによって、過去のとらえ方まで、少し歪みがあるのかなというような気がします。

 でも、結局は人は主観の中でしか生きられないから、過去がマイナスであったり、プラスであったかなんていうのは今の自分の立場からでしか言えないなぁと思います。


 「 そんな感覚」を評価するのはナラティブスロープでしょうか?



☆ナラティブスロープについて☆

  ナラティブスロープはMOHOや川モデルにでてくるでしょうか?

 人生全体をみて、悪い時期、良い時期を折れ線グラフにしてみるような感じです。こんな感じ↓


ナラティブスロープ

 

 なんかMOHOの講習で聞いたんだったか…ちょっと忘れましたが、ナラティブスロープを書いたりしてみて、過去への解釈が変わったと思ったら効果が出たということだ、みたいな話を聞いたことがあります。

 実際にどうなんでしょう、ナラティブスロープを丁寧に作ることでそのように過去への解釈が変わることがあるんでしょうか?ちょっと調べてみる余地がありそうです。

 ちなみに、ナラティブスロープをセラピストと一緒に丁寧に作るということは、来談者中心療法につながる部分もあるんでしょうか。わからないですけど。



☆来談者中心療法☆

 基本的な考えは、「来談者の話をよく傾聴し、来談者自身がどのように感じ、どのように生きつつあるかに真剣に取り組んでいきさえすれば、別にカウンセラーの賢明さや知識を振り回したり、押しつけたりしなくても、来談者自らが気づき、成長していくことができる」ということです。

 と書いてありました笑。

 このように、生き方や人生みたいなものを、集中して話すことによって、クライアントの過去への意味づけのようなものを変えられるんでしょうかね?





 



 


 MOHOには、過去・現在・未来のような時間を大事にするような要素がありますが、このように過去についての解釈が変わると、役割チェックリストとか、ナラティブスロープみたいなものに変化が現れたりするんですかね?

 作業療法の分野なのか?とも思いましたが、過去の作業の意味が変わる、というのは結構重要な要素かなと思いました。

 とりあえず、今日は過去についてちょっと色々考えたことをメモみたいにしておきました。たくさん調べることがありそうです。

 ポジティブな人はこんな過去がどうとか考えないでしょうね笑。私はネガティブだし、メンタルの揺れがかなり激しい方ですので…。何かあるとすぐ過去のことを思い出します。

 

 調子がいいときは、「部活でレギュラーになれなかったときに、居残りで猛練習したから、根性だけは何とかある…!」とか思っちゃったりするわけですけど、調子が悪いと「昔から、不器用で、部活ではレギュラーになれなかったし、猛練習しても結局は報われないかった。何をやってもどうせ上手くいかないんだ。」とか、運転しながら思っちゃうわけですね。



 自分を生きやすくするためにも、考えていきたいです。









 以上、最終的にはパソコンからでした笑。

 


人間作業モデル 理論と応用



川モデル 文化に適した作業療法






 昨日は人生で一番長い時間飲んでいたかもしれません。こんな午前からお酒飲むのなんてお正月くらいで…。今日はちょっと体が重かったのでジョギングしてきました。 

 引き続きAMPSについってちょっと書いていこうかと思います。

 前回はなんとなく導入の流れと、認定評価者になるにはを自分なりにまとめてみました。


 こうやってまとめてみると案外まとまらないものですね…。やっぱりAMPS、難しい。

 まとめの練習も兼ねてますので、良かったらお付き合いください。




☆何を評価する?!☆

 AMPSは課題に対しての遂行技能を「運動技能」「処理技能」に分けて評価します。簡単に画像でまとめときます。


運動技能と処理技能(評価編



 ちなみにここで間違えてはいけないのは、あくまで技能の評価であって、心身機能などの評価ではないということです。

 機能は…

 
 ・肩関節が動いて…
 ・手内筋の動きが…


 とかそんな感じですが、技能は…


 ・コーヒーポットを持ち上げて…
 ・水がいっぱいになって、気づかないでこぼして…


 とかそんな感じです(アバウト



☆何を見たか☆

 AMPSは実際に日常生活での課題を、クライアントが行うところを観察します。

 実際にやってみてどうだったのか、を大事にして評価します。実際にやってみて上手くいったか上手くいかなかったかですね、

 心身機能しか見ていないと、実際に何が起こるか、という部分があいまいになりがちです。

 手がぎこちなく使えないだろうなー、とか、高次脳あるからペースはめちゃめちゃだろうなーとかそういう推測はなしにしてフラットな気持ちで観察します。

 そんなマインドでいざ課題の観察開始です!


 
☆どこをみたらいいの?!☆ 

 さあ、観察終了して、振り返ります。ちなみに講習会では、観察する際のメモの取り方なども教えてくれます。


 AMPSはまずは大きく4つの全体的な遂行の質を評価します。


全体の遂行の質(AMPS)



 そして、さらに細かく35項目について4段階で判定していきます。


4段階評価(AMPS)



 こんな感じの判定基準です。

 で運動技能と処理技能について採点していきます。




☆運動技能☆

 以下のことを観察します。

Stabilizes:体を安定させる、ぐらつかない
Aligns:軸を保つ、よりかからない
Positions:自分の位置をよいところにする(近すぎない、遠すぎない)
Walks:歩く
Reaches:ものに手を伸ばす
Bends:かがんだり、しゃがんだり
Coordinates:体の2か所以上を上手く使う
Manipulates:手の中でものを上手く使う
Flows:腕や手を滑らかに動かす
Moves:引き出しなど引いたり押したりする
Transports:ものを運ぶ
Lifts:ものを持ち上げる
Calibrates:力加減をちょうどよくする
Grips:ものを持つ、途中で落とさない
Endures:疲労を見せない
Paces:適度な速度でむらがない



☆処理技能☆

以下のことを観察します。

Paces:適度な速度でむらがない
Attends:課題の途中で気が散らない
Chooses:必要なものを運ぶ
Uses:物をちゃんと使う
Handles:ものを安定させて取り扱う
Heeds:課題の目標に向かって進める
Inquires:不必要な質問をしない
Initiates:ためらいなく始める
Continues:不必要な中断をしない
Sequences:正しい順序で行う
Terminates:適切に終了する
Serches/Locates:必要なものを探し、見つける
Gathers:必要なものを集める
Organizes:適切な空間配置で行う
Restores:片づける
Navigates:ぶつからない
Notices/Responds:問題に気づいて対応する
Accommodates:問題が起こらないようにする
Adjusts:環境調節を行う
Benefits:問題を繰り返さない








長くなってしまった…まあ多いんですよ笑

 まあAMPSの欠点がこの煩雑な感じだと思うんですが、こういう要素で遂行技能っていうのはなりったってるのねーっていうのが良くわかりますし、作業遂行を表現しやすくなると思います。

 具体的に表現できるようになると、どこに介入するかが明確になると思います。では、次は実践編を気が向いたら書きます。笑



 ではまた!






作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド (For occupational therapists)




作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド




 昨日は一人だったので、あんまり飲まないだろうなーと思ったら、少し記憶飛ぶぐらい飲んでしまいました。しかし、キッシュもおいしかったし、秋刀魚とブドウのマリネも美味しかった。ブドウにこんな使い方があるなんて…。

 さあ今日は何を書こうかなーと思ったんですが、最近は自分も少し忘れてきていたAMPS/ACQ-OPのことについて少しずつ書いていこうかと思います。

 前回は講習会の雰囲気をちょっとだけ書いた中途半端な記事だけ書いていました。この中に大まかな説明をちょっと書きました。↓

 「 AMPSとは~AMPS講習会の雰囲気~ 






☆AMPSは何が測れる?☆

 よく言われるのがAMPSは作業遂行の「質」を測ることができます。

 FIMはどれくらいできるか介助「量」を数値化してみたり、量をはかるような評価は多いですが質について、測ることは少ないと思います。

 たとえば、この間の学生さんの評価で、「FIMで全部自立でした!」よし、日常生活には困りなし!みたいな感じがあったんですが、「もっと着替えが早くなりたい」とか「もっとスムーズにこなしたい」という希望が出たときに対処ができません。

 そこで、AMPSで作業遂行を評価することによって、介入方法が明確になってきます。







 AMPSは人間作業モデルの構成要素である遂行能力の「運動技能」、と「処理技能」を測るために、作られました。

そして、クライアントの遂行したい、する必要のある、することを期待されている日常生活課題を観察し、35個の技能項目について、採点していきます。

課題がAMPSの課題リストにある場合は、2つ課題を行うことで、運動技能と処理技能をそれぞれ数値化することができます。

 カットオフとして、クライアントが地域で独居できるか、という値が設けられています。


AMPS 運動技能と処理技能

AMPSとは?


 
☆評価の進め方☆


 まずは面接をして、課題を決めますCOPMのような形でやってもいいですし、必ず数値が出したいのであればAMPS課題の中からクライアントと一緒に選ぶ形になります。


AMPSを評価するとき





 ちなみにAMPS課題には標準化された評価法であるため基準があります。

 たとえば、コーヒーか茶を、沸かす。湯を沸かす際は電子レンジかコンロか電気ケトルでつくる。といった具合です。案外細かいです。

 


 細かいAMPSの手順は以下のような感じです。


AMPS実施手順

 簡単にまとめると

 準備→面接→課題契約→観察→採点

 といった感じです。

 コンピューター採点はAMPS認定評価者にならないとできません。

 採点するとこんな感じで、数値化できます。



AMPS運動技能の見本


 かっこよくないですか?笑







 ちなみに、私は講習会に行く前に一番心配だったのがちゃんと認定評価者になれるかというところでした。



☆認定評価者になるには☆


 まずは五日間の講習を受けます。結構スケジュールみっちりです。

 そして帰ってから、10人分のデータ提出があります。

 このデータ提出は3人は必ず健常者でやることが決められていますが、あとは誰でも誰でも大丈夫です。

 10人健常者でも大丈夫なので、家族や親せき、友達にお願いすればなんとかなります。

 患者さんに協力してもらわなくても大丈夫です。

 

 そして、データがそろったら、提出するのですが、合格であればそのまま認定評価者になれます。不合格だと再度10人提出です。ちなみに、一回目の提出した際にデータをとった人とは違う人じゃなければなりません。ちょっとつらい…。

 私は何とか一回目で大丈夫でしたが、提出してから合格がくるまで不安でした。



 ちなみに、講習を受けた全体の98%は受かるようですので、よっぽどのことがなければ受かるようです。











 今日はさわりの部分だけでしたがまた気が向いたら続きを書こうかと思います。

 ではまた!

 




作業療法がわかるCOPM・AMPSスターティングガイド (For occupational therapists)




作業療法がわかる COPM・AMPS実践ガイド




 私もあんまり詳しくは知らなかった「新しい総合事業」。概要を超適当にまとめた前回のブログはこちら↓

 「新しい総合事業とは?~予習編~


「総合事業は、市町村が中心となって、地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実するこ
とで、地域の支え合い体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指すもの。」




 今日は、実際に新しい総合事業に関する地域の会議に出席してきました。リハ職と地域包括支援センターの職員との話し合いや意見などがメインでした。





 どんな話し合いがあったかというと地域のリハ職が…

 ①地域ケア会議への協力ができないか?
   ・介護予防ケアマネジメント(要支援の方)への助言など

 ②住民運営の団体への定期的関与ができないか?
   ・通所B型(いわゆる住民が主体の老人サロンや体操教室など)にアドバイスなど

 ③通所・訪問型サービスC型(短期集中サービス)でリハ職が訪問をしてはどうか?
   ・C型は保険・医療の専門職により提供されるもので短期間(3~6か月目安)

 ということでした。








 ☆①地域ケア会議への協力ができないか?☆
 
 今日出ていたリハ職の人たちは、業務後の時間でもよかったらぜひ、といったような感じでした。行政とかが行う会議は、平日の昼間からやるようなものがあったりとなかなか出席が難しいですね…。

 ケアプランについて、リハ的な助言がほしいとの話がありましたが…

 ・セラピストの質をどう確保するか
 ・そもそも、今の地域で働き始めて短いセラピストはサービスを把握できるか

 などの意見がありました。

 地域ケア会議には、勉強熱心で、地域密着型のセラピストが必要とされそうな予感です。




☆②住民運営の団体への定期的関与ができないか?☆

 この話題が一番ふわっとしていたような気がします。講師として派遣もできるし、アドバイザー的なこともできるんじゃないかという話も出ていましたが、正直に言って、普段のリハとはかなり違った視点を持っていないと、難しそうです。運営能力や、伝達技術などでしょうか?

 病院勤務の方は「病気についての講習などはできそうだけれども…」とのことでした。また、住民がどんな団体を運営しているか未知数なところもあったため、そのあたりの把握も必要になってきそうです。



☆③通所・訪問型サービスC型(短期集中サービス)でリハ職が訪問をしてはどうか?☆

 今日一番白熱した議論はこれでしょうか?

 今までの要支援とは違って、基本チェックリストを使って、総合事業が適用になった利用者に対して行っていく「訪問リハ」「通所リハ」ということになってくるでしょうか?

 ここでは、この事業を使った方もサービスの報酬はどれぐらいほしいかなど結構現実的な話も出ていました。市町村が決めるんです。

 そして、「サービスを卒業できたら加算をつける」「淡々とサービスを使っていたら減算」などという話が結構出ていました。この事業の中で行われる、訪問・通所リハに「成果主義」が盛り込まれるということでしょうか。

 意外なところで訪問・通所リハで期限や、成果主義を意識するきっかけとなりそうです。






 
 この事業がどんな感じで進んでいくかは全くわかりません。行政の方も正直に言ってどうなるかわからないといっていました笑。

 この事業は、国単位ではなく、市町村単位で行われるようです。

 あなたの地域の総合事業にはリハ職は使われる予定はありますでしょうか?平成29年4月より、どこの市町村でも必ずスタートすることになっています。

 今日書いたのは私の地域でのほんの一例にすぎません。そもそも私自身、3つの市町村をかけもちしていますし、今日出席したところ以外の地域がどうなっているか把握できていません。









 この事業がスタートしたら、意外なところで訪問・通所のリハビリで、「期間限定」「成果主義」のリハビリが地域でも求められたり、地域でリハが使われなかったり、そんなことが起こるかもしれません。

 しかし、上手くいくと、老人サロンなどの訪問で報酬がもらえたり、講師をして報酬がもらえたり、いままで以外のところでリハ職が必要とされる可能性もあります。











 あなたの地域はどうでしょう?


 ではまた!