クライエント中心の壁

ここでは、「クライエント中心の壁」 に関する記事を紹介しています。
 かなりお久しぶりです。ようやく年内にやりたいことが終わりました。メインは事例とESIのデータ提出。両方ともひと段落しました。事例は時間があるときに手直し。ESIは最長でも12月31日には結果がくるみたいです。年内に結果を知りたいと思っていたのでギリギリですね苦笑。

 事例はCPPF(カナダ実践プロセス枠組み)でまとめたので、久しぶりにカナダモデルの本を読みなおしたりしていました。そもそもクライエント中心がよくわかっていないような気がしました。

 あとは、OPPMはなんとなく学生の頃から見て、なんとなくななじみはあったのですが、CPPFはあまり…といった感じでした。

 CPPFはクライエントとセラピストが、どのような社会的な脈絡があって、どのような脈絡で実践が行われるかに敏感に反応するようことを強調しています。

 なんとなく、この間OSセミナーで作業的公正の話を聞いたことで、社会的脈絡なんかも少し理解できたような気がします。しかし、クライエントのことは考えたことはあっても、自分がどのような状態なのか、はあまり考えたことがありませんでした。カナダモデルはクライエントとセラピストの関係に焦点があるので本来なら考えて当然ですね。

 いやはや。勉強不足です。

 最近はカナダモデル以外にもMOHOは意志を大事にするからCL中心とか言う話も聞きますがいったい何者?笑 







 CL中心の実践はアメリカの臨床心理学者のロジャースが提案したものです。患者でなく、クライエントと呼んだのはこの方が最初なんですねー。
 
 私は来談者中心療法と大学で習っていたので、来談者=クライエントということを最近知りました。すっきり。
 
 カナダモデルはこの、CL中心などの他に、エンパワーメントと公平、Reed&Sandersonによる作業療法の見方、人間の生活における作業の性質と役割に関する作業療法の考え、といったところに基盤があるそうです。

 
 CL中心の実践の焦点は

 ・クライエント中心の意見に対するセラピストの敬意
 ・クライエントとセラピストによって共有される責任
 ・クライエントの作業的ニーズに関する決定をする課題を促すために情報を提供するセラピスト

 とのことです。前よりわかるような、わからないような笑。

 






 しかし、やはり日本の文化性では難しいという話も時折聞きますよね。

 日本人は集団で生きてきたから、一人で大きなことを決定することが難しい。自分のことを自分ひとりで、決めるといいうことが難しいパターンも結構ありますよね。

 それなんで「先生にお任せです」「家族にきかなきゃ決められない」「退院後の自分が決められない」といったことも出てくるのかなーなんて思います。

 OSAやCOPM、ADOCなど目標を共有するツールを使っても難しい、ということもありますし、周囲が機能訓練をしているから、生活はとにかく体を良くしてから考えるのが普通なんだなんていうある意味集団からずれないようにすることが大事という考えもあるかもしれません。

 まあ、他にも色々ありますよね。

 

 MTDLPの研修に行ったとき、MTDLPは二本立てですという話がありました。

 上からと下から。

 聞き取りシートだけでは、介助量が減らせる、あるいは自立できるかもしれないADL・IADLを見逃してしまうのではないかということでした。

 で、研修を受けるまで存在を知らなかった生活行為課題分析シート。

 たとえば、基本動作は立位保持や床から物を拾うといったものや、ADLはトイレ・食事、IADLは服薬や食事用意などの項目があり、現状はどうなっていて、セラピスト各々の動作に介入したらこうなって、介入しなかったらこうなる、みたいなことをチェックしていくシートです。

 すみません、説明だけじゃわけわからないですねw

 こちらからダウンロードできます。

 ちなみに興味関心チェックリストダウンロードで検索してくださっている方もいるみたいですが、基本的にMTDLPのシート類は上のリンクからすべてダウンロードできます。

 




 パターナリズム、とまではいかないですが、どの生活行為だったらOTが関われば改善の余地があるのかどうかを積極的にお伝えすることも必要かなと思います。

 まあ、それをするには予後予測をもっと勉強したり、そもそも、そういう提案もしてくれるものだと地域、ケアマネさん、利用者さんに思ってもらわないといけないという壁はありますが…。

 クライエント中心はやはり、クライエントに負担になるときもあると思いますので、来年は、OTとして改善できるところも発見していきたいと思っています。

 すみません、今年はもう、休憩させてください笑。ちょっと年末はのんびり、過ごしたいとおもいます。






 
 私はキールホフナーの書いた作業療法の理論という本に、だいたいどんな理論か要約されているので確認するのですが、カナダモデルは四版には載っていなく、三版には載っているんですねー。それは、三版から四版の間でカナダモデルには改定がなかったからだとか。
 四版が出てすぐか出す途中に、結びつきのカナダモデルができたんだとか。
 結びつきのほうのカナダモデルもどんな感じで要約されるのか見てみたかった!キールホフナーがなくなったから無理なんでしょうかね?

 すみません、余計なこと書きました。






 早く年末になってゆっくりしたいー!頑張りましょう。

 ではまた!


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