ロジャーズのクライエント中心療法①~指示的と非指示的~

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 あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

 親戚周りや、遠くに住む祖母の家に行ったりしていたらあっという間に、成人の日が終わろうとしております。

 若干飲みすぎた感じがあり。内臓が疲れているような気がしております。今年は忙しくなりそうなので作戦は「いのちだいじに」で行きたいと思っています。大事にしよう。

 



 旅のお供に、ロジャーズの本を読んでいました。ロジャーズは患者をクライエントと呼び始めた元祖です。

 そして、このロジャーズの考えなどを基盤としているのがカナダ作業遂行モデルです。(以前ちょっとだけ触れた記事はこちら

 カナダモデルはこの、ロジャーズのクライエント中心の考えなどの他に、エンパワーメントと公平、Reed&Sandersonによる作業療法の見方、人間の生活における作業の性質と役割に関する作業療法の考え、といったところに基盤があります。

 また、WFOTの声明文にも「作業療法はクライエント中心」といったことが書いてあります。出だしですね。(声明文はこちら

 でも、なんかCL中心、CL中心言われすぎてわけがわからなくなってきたんですね(爆

 クライエント中心の作業療法(カナダモデルでの作業療法)で事例を発表したのですが「CL中心なんて当然じゃん」みたいな話になりまして。

 たぶん、クライエントの希望で行っていくのは当然でしょという感覚で行ったのかもしれないですが、クライエント中心の根本は「希望に沿う」ことだけじゃないんだけれども…。ということを言いたかったのですが、どうも自分なりに言葉にすることができなかったんですね。
 
 しかも、その人はカナダモデルも知らないし、本当できてるのかよ、という感じではあったんですが…あ、また悪口みたくなってしまった(苦笑)

 でも、なんかなんも知らない人に言われると腹が立つし(苦笑)、まあ自分の中でまとめておこうと思った次第です。

 CL中心とお客様第一で揉んでくれと言われたら揉むみたいなのが、混同している人が多いんじゃないかと思っています。特に介護保険下。あ、すみません偉そう(汗

 ちょっとロジャーズの考えをたどりながらまとめたいと思います。ちなみにロジャーズは臨床心理学者ですので、セラピーはカウンセリングになります。ただ、なじみが出やすいように今回はセラピーとさせていただきます。





☆指示的と非指示的☆


 はじめからロジャーズはクライエント中心療法にたどり着いたわけではなさそうです。最初は非指示的アプローチを推していたようです。

 最初は、指示的アプローチと対になる、非指示的アプローチを推奨しました。

 指示的アプローチは、それまでのパターナリズムに代表されるような、セラピストがクライエントの問題を発見、診断、処置し主導権を握る方法です。
 
 この方法はセラピストが問題を決めることになりますが、一方で、セラピストが発見したものが本当に問題なのかを考えなければいけないですし、クライエントを依存させてしまう可能性を持ちます。

 非指示的アプローチはクライエントの問題や行為の責任はクライエントにゆだねられます。クライエントこそ自分の中の問題を知っていて、また問題の解決方法については「クライアントこそ最上の案内人である」という立場をとります。

 ただ、ここで勘違いしてはいけないことは、クライアントが話してきたことをオウム返しするとか、とにかく聞くだけということではないようです。表現されている感情に注意を向けて応答する技術が必要で、中立的応答をし、クライエントが表現している態度を単純に再構築することが大事だそうです。難しい…。

 また、セラピストとクライエントとの関係の終結にも触れています。

 あくまでセラピーの目的は、クライエントの問題をすべて解決することでありません。

 「満足すべき生活は、問題の無い生活にあるのではなく、統一された目標を持ち絶えず問題に取り組んでいくに当たり、基本的な自信を持つ生活にある」

 なので、ロジャーズは問題がすべて解決されず、洞察も完全ではないからと言ってクライエントをセラピストのもとに引きとどめておくべきでないとの立場をとっています。

 セラピストが満足を得るのは「クライエントが成長へ進歩していること」、クライエントにとっての満足は援助を受ける満足感より「自立と成長を感じる満足」であると述べています。

 

 ちなみに、終結に関しては、セラピーに行き詰まりを感じたら「全然進歩していないのは、私が未熟なためとあなたが、本気になっていないためなんでしょう。中止しますか、それとも、もう少し続けますか?」と話してみるとありますが、それは病院や、会社でやったら間違いなく上司から怒られますね…笑。ただ、進歩がないならセラピストとクライエントの関係は長引かせるべきでないとも言っています。

 最初は、指示的と非指示的という構造で従来の指示的な、方法論的な療法に対してのアンチで、非指示的という立場をロジャースは取っていました。しかし、皮肉なことに指示的対非指示的という「方法論」上で論争を巻き起こしました。

 しかし、「方法論」ではなく、なぜ、非指示的なアプローチが必要なのかについてを知ってほしかったロジャーズは「クライエント中心療法」を提唱します。

 




 あかん、まとめてたら長くなりそうなのでシリーズものにさせていただきますー笑。ていうかMOHOもシリーズものにしたいのに全然触れてない苦笑。

 しかし、この非指示的アプローチだけでも、ロジャーズの基本的な考えがわかります。

 援助を受ける満足感よりも、自立と成長を感じて満足するような生活を探していくことが、ポイントとなりそうです。

 日本人は、マッサージとか、何かしてもらう、のが好きですから、まあなかなか難しいですし、カウンセリングの話なんでちょっとズレはあるかもしれないですけど…理想の形ではあります。





 明日から寒そうなので体力温存!ではまた!




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