主に作業療法、時折音楽のことを、酒を飲みながら書いていきます。


 八月になってしまいました。寒暖がはげしくてバテ気味です…。久しぶりに酒を飲まない金曜日を過ごしました。ビール飲みたい…。

 なんかいろんなやらなきゃいけないことが後手後手になっていますが、あんまり気にしないようにしています(白目)A-ONEは宿題もあるみたいなので、資料が届いたらいよいよやばそうです…。

 あんまり上手くいかないケースがあると、すぐにメンタルが落ちてかなり引きずってしまうのは前からの悪い癖で…。でもよくよく考えたら就職してから、なんか上手くいかないと感じるケースがいた時間は長い気がしますし…慣れなければいけない気もします。だから勉強する気になるという気になる気もしますし。

 


 先週の土曜日は福祉用具関係の研修会に行ってきました。現場ではよくお会いするなじみの福祉用具業者さんがいるので、色々相談はしたりしますが、レンタルしたものを触ることがあっても、その他の現物を触れることはとても少ない気がします。リフトにすごいたくさん乗せてもらえて面白かったです笑。

 福祉用具業界も福祉用具のレンタルが保険が効かなくなって10割負担になるかもみたいな噂が流れたことがあったので、以前よりもさらに力を入れて頑張ってらしゃる気がします。

 結局、めちゃめちゃ高い値段でレンタルする業者さんがあったみたいで、レンタルの際の上限だけ制限がつくという噂を聞いたんですけどどうなんでしょ?


 
 それはさておき、福祉用具が作業療法の中でどのような働きをしていくかを以前聞いたような聞かないような…。少しまとめていこうかと思います。

 OTジャーナルか何かで、作業療法は実践が先で理論は後追いといったことを書いてあったことがありましたが、まあ確かにそうだなーと思う反面、私のようなヘボ作業療法士には、どんな枠組みで考えて進めていけばいいか考える指標になるのでありがたいと思っています。

 私的にはカナダモデルは作業療法を行う上でのマインド、MOHOは具体的な考え方をはっきりさせてくれるもの、OTIPMは作業を基盤をする際の現場での具体的な考え方のような感じなんですがみなさんはいかがでしょう?



☆MOHOにおける福祉用具☆

 MOHO 全体像

 福祉用具自体を見ていくと、環境に訴えかけるということになると思います。物理的環境ですかね。ただ環境と片づけると乱暴なのかもしれません。

 福祉用具は環境をととのえたりする中で、遂行能力を補うためのものです。さらにいうと、介助者の遂行能力を補うこともあるので、相互関係を把握していく必要があります。

 遂行能力を高めることで、習慣化し意志が強化されるといった流れだったような気がします。

 人間作業モデルはどちらかというと個を意識したイメージではありますが、ダブルシステムという、家族を一つとしてとらえてどのような悪循環を起こしているかをとらえる考え方も出てきています。

 福祉用具 システム

 まあだからなんだ、という話なのですが、こういうふうにまとめておけば、福祉用具を導入した際にまずは、家族とクライエントの遂行能力に着目してみる、ということがなんとなくわかる気がします。それはそうだろといわれたらそれまでです…笑。ただ導入後はどのようにとらえるかはなんとなく目安にはなるかもしれません。


☆OTIPMにおける福祉用具☆

 OTIPMの場合は代償モデルを選択した際に、福祉用具が用いられることになると思います。適応作業を用いることになります。

 適応作業は直接的な焦点が、個人因子や心身機能、作業技能の再獲得、発達、維持ではなく、効果的にできない作業技能の代償に向いています。目的は、一般の人たちが課題を行う典型的な方法と違う新しい方法で、クライエントの活動が行うことができるようにすることです。

 適応の戦略としては

 ①道具を使う
 ②やり方を変える
 ③環境を調整する

 ですので①③のときには福祉用具が出てくることが多くなるように思います。

 効果的に行えない技能を把握したうえで提案すれば、良い形で提案できそうです。過度の提案、少なすぎる提案じゃなくて程よいを探せるようになりたいです…頑張ります。





 
 久しぶりに、理論系の本を開けてみる良い機会になりました。また、色々作業療法理論と結びつけながら色々な研修を受けてみようかと思います。

 では、また!

 
 
 

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 あっという間に月末になってしまいました。子供が生まれてから一か月が過ぎるのが早いです。  

 若干テンションがおかしく躁気味なので気をつけたいです…。いくつになってもテンションがおかしいのですが治るんでしょうか汗。

 やらなきゃいけないことはあるんですけど、そればかりやってるとなんか息詰まるのでなんとなくブログでも書こうかなという気になりました。

 なんとなく気になることをまとめてみようかと…。




 平成30年度の医療保険、介護保険の同時改定に向けて色んな情報が徐々に出てきております。

 まあ、私も子供ができたので、今後どうなっていくのかなーなんてことは、なんとなく気にはしています。

 その中でも訪問看護ステーションからのリハビリ職の訪問については、ツイッターで少し話題になっていたようで…。

 話題になっていた資料はこちらの訪問看護のようですね。

 訪問は給料いいですよねと、時折聞かれますがそろそろ、そんなことなくなる気はします。





 元々、訪問看護ステーションからのリハ職訪問の位置づけは

 「 訪問看護ステーションにおける理学療法士等による訪問は、その訪問が看護業務の一環としてのリハビリテーションを中心としたものである場合に、看護職員の代わりに訪問させるという位置づけとされている。」

 ということになっています。

 身売りじゃないかという声もありましたが、これは結構前からのことで…。

 訪問リハステーションができるという噂もあり、管理者研修とかもやってたみたいですが、それもおじゃんとなり…結局は訪問看護でのリハビリという枠からは抜けられない流れとなりそうです。

 

 でもそれで何がまずいかって、あくまで、看護職員の代わりに訪問なのに、なんで看護師がアセスメントしていないんだとか、リハビリ職ばかりバンバン増えてる事業所があるんだというようなところにあるようです。

 確かに都心とかはかなりリハ職だけのサテライトをバンバンだしてるイメージはあったので、急激に増えた感じはありました。

 表を見ると全体としてはまだまだリハ職自体は少ないなーという印象ではありますが…まあ見方次第なのかもしれません。




 そのため、リハ職の訪問回数に制限がつくのではなんて話も出ていますが、資料見た限りじゃ、何とも言えないですよね汗。

 なんだかんだでそんないきなり制限つけない気もしますし…。前福祉用具が10割負担になるなる言って、結局保留になったりとかほかでもそうですけど…。






 上と現場は離れているというのはなんとなくあることかなーとは思いますが、保険の場合は上は国になると思いますけど、言ってることは現場で働いていていも、なんとなくわからなくはないといった感じがあるということです。

 

 
 以前、少しお偉いPTの方の地域の話を聞きに行ったときに印象的な話があったのですが、地方から地域のリハ職不足の相談をされた際に「では、今はリハビリは必要な人だけに提供できていますか?」と質問したら、黙ってしまったというものでした。

 予算がなくて削らなきゃいけないという現状の中、やはりどんどん専門職を増やして、とにかく提供し続けて、効果があまりわからないという感じでは、削られるよなぁなんてことを思ってしまいます。

 ただ一方でやはり長期利用が必要な方というのもいると思いますので、利用する方、提供する方、節度を持って考えていかなければ、本当に必要な人にサービスが届けられないような制限がかかることもあるかもしれません。

 





 まあペーペーの平がこんなことを考えていていも特に何の変化もないでしょうが…。やっぱり色々気になってしまいますよねー…。

 30年の改定に向けて作った生活行為向上マネジメントも上手くいっているとはとても思えないですし…。むむむ。




 正直、もういまさら色々考えてもときすでに遅しかもしれませんが、少しでも作業療法士が活躍できるような改定になればいいなーとは思います。

 なんかネガティブ笑。



 ではまた!
 だいぶ久しぶりに二日間ある研修に参加したような気がします。たぶん作業科学セミナー依頼かも…。

 ただ一日目は午後だけでしたし、二日目は昼過ぎぐらいまでだったのでありがたかったです。正直二日朝から夕方までだったら、子供いるし途中で抜けてたかもしれません。一日ごとの参加も可能だったみたいですし、なんかこれぐらいの緩い感じで二日間やってくれるような研修が増えてくれると個人的にはありがたいなぁなんてことを思いました。

 こういうのはなるべく早めに、書き残しておいて覚えておくというのが良いかと思いましてざっと書こうかと思います。




 今回のOTIPMシンポジウムはOTIPMの臨床、教育、研究とバランスよく知れたことが個人的にはとても面白かったような気がしています。特にあまり教育についてはほとんど触れることがなかったので先生たちもこんなことを考えてるのかーみたいな感じでかなり新鮮でした。





 一つ目の基調講演は、私にとってはまた頑張ろうと思えるような講演でした。時折自分がこういうふうに臨床を進めていきたいなーと思っていることをすでにやっている方の話を聞くことは、とても刺激になります。やはり、事例が色々出てくると、純粋にこういうことしたい!と前向きになれます。

 個人的には、作業中心の介入をwhatはCOPMやOSAなど、whyは作業の意味を考える枠組み(たぶん吉川先生が作業療法とかに論文を出していたような…。)where、when、whoをAMPSなどの観察評価で行って決めるというのは非常にしっくりきました。





 ワークショップはOCIAという、作業中心の実践ができているかを振り返るための観察評価を用いたワークショップでした。正直内容より、うちのグループは韓国人とほとんど英語のできない日本人の組み合わせだったので、意志疎通に必死になって終了しました汗。思ったのは単語レベルでも英語を話す勇気と、ジェスチャー、絵が上手ければなんとかなるかもしれません…笑。A-ONEまでに頑張ろ。

 OCIAは個人的関連性(クライエントにとって意味や目的)があるか、状況的関連性(クライエントにとって自然な環境)があるか、作業との関連性(遊び、仕事、余暇などを使えているか)があるかなどを介入場面を観察して評価するものでした。これからみんなで作業中心の職場を作っていきたいというところではフィードバックなどに使えそうですが…。なかなか使いどころが難しいかもしれません。ただ、ワークショップでも意見があったのですが、各々の評価項目を意識しながら介入することが大事じゃないかという話はなんとなく納得でした。

 


 私は普段はあまり懇親会は出ないのですが、今回は参加してみてよかったです!話してみたかった方とも話せました。少しずつコミュ症を治していきます…。 

 

 二日目の、OBPのエビデンスの示し方の話は正直話が難しくて何が何だか…笑。研究に詳しい人教えてくださいー!

 ただ、なんとなく印象に残ったのは、作業の結びつきは健康や、QOLを向上させるという前提が、研究によって覆された部分もあるから、前提にとらわれず新しいこと、結びつき以外の介入も恐れずに試しましょうなことを話されていたのが印象的でした。なんか記憶が微妙なんであくまでも「的」です笑。

 




 
 あとはOTIPMと教育のテーマ指定演題も、韓国のこととを知れてとてもよかったです。どの国でも同じようなことが起こっているんだなぁと…。

 今していることを教えたらいいのか、これからしていったほうが良いことを教えたらいいのか葛藤しているという韓国の先生の話がなんとなく今の現状を物語っていると思います。

 日本もMTDLPは最初は今まで通りやってきた作業療法を見える化したものだったのに、今は通常の作業療法とMTDLPを分けて考え始めてるなんて話を聞いたこともあります。それぐらい、現場でやっていることが二極化…というより前のままであまり変わっていないんだろうなと感じます。

 作業理論とかに関しては新卒の人の方がよっぽど知ってますよね。実習でMOHOST使ったという話を聞いて少し驚きました。私もまだまだ若手ですが(そろそろ若手と言えない感じになるんでしょうか汗)頑張っていきたいなぁ。





 
 ポスター発表は自由討論みたいな感じだったんで、普段よりも色々質問したりした気がします。九月は私も発表なので頑張らないと…。
 

 


 最後の大会長講演は総合事業の訪問型サービスCのマニュアルにOTIPMベースのプロセスが形を変えて記載されているという話題でした。マニュアルはこちら

 その時はおお、なんと素晴らしい…!と思ったんですが、ツイッターでやり取りしてるうちに総合事業の訪問型サービスCは別にOTじゃなくていいのよねということに気づかされました。結局のところこのマニュアルを見て他職種が行ったりすれば、OTは作業遂行分析や作業中心の介入まで、生活行為向上マネジメントと同じように、他職種でもできるよーとなってしまうのかなあなんていう危機感もあります。

 普段どんな介入をしていてもいいけど、作業中心の介入をしてほしいと言われたときにそれができない…知らないOTが多いというのはOTにとってはなんか不幸ですよね…。大変ですけど先ほど出た、俗にいう通常の作業療法とMTDLPのような介入の両方を今後は求められていくことになるのかもなーなんて予想をしております。

 あまりネガティブにならずに色々やっていこうかと思います。





 
 さて、特にコメントも多くなく、自分が思うがままに書いているブログや、なんか愚痴ばかりつぶやいているツイッターですが、色々とつながりができていることに非常に感謝しております。以前お会いした方、今回初めてお会いできた方々、ありがとうございます。これからも少しずつつながりができたらありがたいな…なんていう受け身的な感じですが、今後ともよろしくお願いいたします。

 では、また!
 お久しぶりです。暑さと子育てでかなりバテ気味となり、ブログももうしばらく書いておりませんでした。二か月くらい空いてしまいました汗。
 
 私は元気です…笑。お酒や音楽に頼りながら、何とか生きております。

 今回のブログは私は生きているぞぐらいの感じで書こうかと思います。いや、色々なことを言葉にして、ネット上にまき散らすというのは案外すっきりします笑。

 ブログを新しい場所に移して、心機一転しようかとも思いましたが、面倒だし、人のためになるようなしっかりとしたブログを書いているわけでもないので、とりあえずとどまろうと思った次第であります。基本は面倒なことは嫌いということをなんとなく忘れていました笑。







 最近は子供を風呂に入れたりすることがあるんですが、風呂から上がって裸の状態だとすぐ泣きますね…子供ながらにやはり丸腰は怖いのでしょう笑。

 なんとなくそれは大人になっても同じで…なんか、自分の身を守るものがほしくなったり、社会で生き残るためたくさん知識をつけようとしたり、なんとなくまあ自分を磨く努力をしていくわけです。

 私も、リハビリ職である以上はやはり日々知識をつけたり、勉強したりすることは大事だなぁとは思うのですがなんか、行き詰まり感みたいなものを感じていました。

 なんか、人より高いところに行くためにやってるのかとか、なんか自分は特別だと思いたいのかとか、いろいろ考えるとモチベーションが下がって…。



 で、なんとなく、日曜日にテレビをつけていたら、ザ・ノンフィクションという番組で、phaさんという方がやっている、シェアハウス「ギークハウス」の特集をやっていました。そのシェアハウスには社会にあまりなじめず、生きにくさを感じる人が集まってくるといった感じでした。

 働きたくないという思いから、定職には就かず、インターネットや、スマホ、SNSを駆使して、金銭を得たり、旅をしてみたり、仲間と面白いことをしてみたりと…はたから見ると汚い古いビルをかりて、ちょっと薄汚い人たちが色々やってるぐらいの感じなんですが、とても楽しそうに見えました。

 番組終了後は、ツイッター上にはぼちぼち批判がありました。仕事しろとか、気持ち悪いとかまあそんな感じでしょうか。私自身はかなり生きにくさを感じている人間なので、こういうシェアハウスが普通になれば救われる人がたくさんいるだろうなという感じぐらいの感想です。




 
 で、ギークハウスをやっているphaさんは京大出身でとても頭のよい方のようで本も書いているようだったので、なんとなく買ってみました。

 私はそもそも本があまり好きでなく(たぶん左利きだから言葉に弱い笑。)最近はリハビリ関係の本は読んでいたんですが、なんかこういうゆるい感じの本を買うのはずいぶん久しぶりだった気がします。リハビリ関係の本は読んでいたおかげか、前よりは早く読めたような気がします。学習の転移ですね。

 本自体は短編集のような感じです。全部読んでいくとなんとなく生きにくさを感じる理由がわかる気がしました。

 日本は専業主婦が普通だったから家事に求められる基準が高いんじゃないか、タイのように外で安いご飯が食べられて毎日外食でもいいじゃないかとか、日本ではひきこもりになる人はイギリスではヤングホームレスになる、それはイギリスでは成人したら独立するからで、日本は家族のつながりが強すぎる、とかでしょうか。

 なんか、当たり前に思ってることが当たり前じゃない文化とか、大人になったらこういう風に働いてと思っていたのがそうじゃない人たちもいる、というのがわかると面白いですね。




 でも、なんとなくこのあたりに、行き詰まり感を解消する、ヒントがあるような気がします。

 自分の両親や、親戚の介護のために自分のやりたいことがやれていない方。時折臨床でもお会いしますが、やっぱり家族がみなきゃとか、そんな感じを強く受けます。

 かくいう私も、情報収集でまず、ご家族様は…とか聞いちゃいますもんね。いや、まあやらなきゃいけないことではあるんですけどね。

 ただ、なんか、いろんなところで色んなものにしばられているんだなぁということを最近は感じます。しかも、そういうのって自分では気づかずに他人には強要しがちだなぁと…そうするとどんどん周囲を巻き込んで、周囲に巻き込まれて、生きづらくなっていくなぁと感じます。

 



 なんか重い笑。





 自分自身が生きづらいと感じる中で、生きづらいと感じている人を支援するというのもなかなか難しいと感じることがあります。

 もう少し力を抜いて自分らしく生活していこうと思います。人生死ぬまでの暇つぶし。と思えば、少し力が抜けそうです。皆がそんな感じで生活すればなんか良い社会になっていく気がします。

 力を抜いて、色々なものを受け入れられるようになれば、皆が生きやすくなってくるような…。



 あれ、何の話だろうか…汗。でも、どんな人でもここにいていいという場所があるというのは理想ですよね。どんな形でも。





 さて、来週は忙しくなりそうです!MTDLP関係や国際OTIPMシンポジウムにも参加してきます!

 たぶん一、二週に一回は更新すると思います!では、また!
 お久しぶりです。もう四月も終わりですねー。ブログを書く時間もなかなかなかったです。

 とか言いながら昨日は下北沢に2時間ちょっとだけ滞在するという弾丸ツアーを強行するなど…元気ではあります。限定のレコード買えてよかったー。



 ちょっと時間は経ってしまいましたが、認知症のケアに関するユマニチュードや、主に統合失調症に関する介入方法であるオープンダイアローグの本を読んでいました。

 発症すればほぼ一生付き合うことになる病気というのは結構あるように感じます。特に認知症に関しては、どのようにリハビリテーションを提供するかというのは、時折課題にあがるように思います。



 以前、認知症の方のリハビリについて同僚から「ケアだけになってしまう」といった話をされたことがあります。

 患者の主観的な思い、願い、価値観が客観的な状況に沿うように変わることを「ケア」というそうです。英語の辞書では、気にかかること、心配、気がかり、不安、心配事、心配の種、気にかけること、みたいな感じですね。

 で、直接的には言っていないですが、同僚としてはケアじゃなく、医療職、リハビリ職ならキュアを目指さなければいけないといった意識があるのかなぁと思いました。

 CLの客観的な変化を変化させる「キュア(治療)」と呼びます。英語の辞書には治す、いやす、治療する、矯正する、直す、取り除く、みたいな感じですね。

 つまり客観的な変化をもたらさなければいけないという気持ちがどこかにはあるのでしょう。

 でも、そうすると、基本的に治らない、もしくは状態が落ちていくような病気の方に関しては、介入する余地はないということになってしまいますよね。

 私もあまりいい言葉が思い浮かばず、どうしたものかと思っていました。




 そうすると先ほどのオープンダイアローグの本の中に「ケアに限りなく近いキュア」と考えると良いのではないかというような言葉が書いてありなるほどと思いました。

 オープンダイアローグは、統合失調症にかかり危機的な状況を迎えている家に医療チームが訪問し、対象者、家族などの身内などと、開かれた対話を行っていきます。

 方法に関しては、詳しく書かれた論文がフリーアクセスできます。こちら

 基本的にはオープンダイアローグの中では、症状を軽減するといったことは、中心に置かれず、むしろ副産物どころか対話の中での廃棄物であるとまで言われることもあるようです。

 「言語化されにくい経験を言語化する」「語られてこなかったことを語らしめる」ということが重要であるようです。

 そして、何より「本人のいないところで本人のことを決めない」というしっかりとした透明性があることも記載されています。私は当たり前のことですが、病気にかかると本人のことを他人が決めることが多い現実があるので、とても感銘を受けました。


 ユマニチュードも、本当にあたり前のことを当たり前にというのが大前提な気がします。認知症の方に無言で接しない、目をみるとか。

 しかし、そのあたりが丁寧に言語化されているので、とてもためになりました。特に、言葉を発することができない方に関しては、実況中継をするように介助する、なんていうのはとても印象にのこりました。





 おっと、まとまらなくなってきましたね…。

 私が思うのは、キュアを念頭に置きすぎて当たり前のことを見逃していないかということ、そして、自分の中で治療するということに頭が行き過ぎて、当たり前のことが行えていなくなっていないかということに気負つけなければいけないなと感じました。

 クライエントが「患者の主観的な思い、願い、価値観が客観的な状況に沿うように変わる(ケア)」ば「キュア」はあとからついてくることも多々あると思います。

 本人のいないところで本人のことを決めないといった当たり前の部分や、接し方を見直したいなと思いました。



 ついつい、年度末、始の退職や人事異動などで、本人のいないところで本人のこと勝手に決めたり、セラピスト本位で進めようとすることが目立っていたので、そのあたりでも色々と考えさせられることがありました。







 だめだーさすがにかなり書いてないとなかなか文章も思いつかないうえに、子供も途中で泣くしで集中できないw

 少しずつ再開してきますので、温かい目で見守ってくださいw

 ではまた!